配信メッセージ

From: TOTAS_高橋 <n.takahashi@totas-kame.co.jp>
日付: 2019年06月15日 13時00分
件名: 電源基板設計セミナ 開催のご案内 2019年7月30日(火)横浜, 8月2日(金)大阪

 低電圧/大電流の高速デジタル回路に対応するオンボード電源回路設計は、今後ま

ます重要になってくる技術です。電源の回路設計は、電源IC 半導体メーカのデータ
シートに記載された推奨回路にしたがって行えば、比較的簡単にできます。
しかし、難しくなってくるのは 各部品を実装するプリント基板のレイアウト設計 で
す。部品配置と配線パターンが不適切だとノイズばかりでなく、出力電圧や効率など
の電源の基本特性にクリティカルな影響を及ぼすリスクがあります。
 そのため、ハンズオンが中心で実務に有効な 実践型セミナー(有償)  今年の秋

ら開始予定です。
つきましては、当セミナー紹介の目的を兼ねて、下記内容にてセミナーを開催いたし
ますので、ご参加下さい。

講師 : 弊社 技術推進室 室長
iNARTE 認定 Senior EMC Design Engineer
高橋 成正

テーマ(1) : 『スイッチング電源基板設計をテーマとした実践型講座の新規開発 』
概 要:
電源設計は 『この道 何十年』 の熟練エンジニアが担当するケースが多く、人材の
高齢化により若手エンジニアへの継承・育成が特に急務である技術分野となってきま
した。しかし、既存の参考書籍や公開セミナーでは、各種電源の回路設計が中心であ
り、電源回路周りのプリント基板のレイアウト起因まで深く踏み込んだ内容は少な
く、各企業が技術ノウハウとして、社外秘にしているケースが多いです。そこで、本
大学校の学生を対象に、実務経験のない受講者でも電源設計の本質が容易に理解でき
るよう回路設計〜基板レイアウト設計〜部品実装〜特性評価までの首尾一貫したハン
ズオン中心の実習を実施しました。本発表では、学生が設計製作した電源基板の測定
評価結果をベースに講座内容を紹介します。また、簡易ノイズ測定の実演デモも実施
します。
※近畿職業能力開発大学校様と トータスとの共同研究テーマ、
電子機器2019トータルソリューション展でアカデミックプラザでの展示・発表内容で
す。

テーマ(2) : 『フリー & 機能制限なしソフト KiCad で始めるプリント基板設計 』
概 要:
KiCad は商用利用を含めて無料で使用制限がありません。 また、ライセンス制限が
ないため教育現場での使用にも最適です。 最近ではCQ 出版社などからも参考書籍が
数多く出版されてきました。本セミナーではデモ用基板を題材に KiCad を使ったプ
リント基板設計の流れについて概要を簡単に解説します。パソコン持参の方には、
KiCad を導入して操作方法を体験していただきます。(見学のみも OK です)
※ 参考書籍  http://www.cqpub.co.jp/trs/trsp142.htm

【横浜会場】
日時: 2019年 7月 30日(火) 14:00 〜 17:30 (受付 13:45より)
会場: 株式会社トータス 関東支社
横浜市港北区新横浜3-7-3 リーフスクエア新横浜ビル 4F
横浜市営地下鉄 新横浜駅 7番出口 付近
定員  : 8 名 (先着順)

【大阪会場】
日時: 2019年 8月 2日(金) 14:00 〜 17:30 (受付 13:45より)
会場: 株式会社トータス 本社
大阪市西淀川区御幣島2-18-11
JR 東西線 御幣島 (みてじま) 駅 下車
2番出口を左側に 徒歩5分
定員  : 12 名 (先着順)

参加費 : 無料
申込み : 弊社のホームページ より
http://www.totas-kame.co.jp/news/190615/